意外とよく質問されるんですが,
なんで歯医者になろうと思ったの?
学校の成績は?
どうやって歯医者になったの?
大学って大変?
についてお答えしたいと思います.
なお,私たちは二人とも国公立大学の歯学部出身です.
私立の歯学部の仕組みは詳しく知らないので,
そこを目指している人には参考にならないかもしれないです.
歯科医師を目指したきっかけ
D夫
最初から歯科医師に憧れていたわけでもなく,
なんとなーく
中学の頃には
将来は医療従事者になる!
と決めてました.
というのも,
家族が珍しい病気になってしまい
それをみて育ったためか,
人を直接助ける仕事に就きたいな.
と思っていたのがきっかけです.
この頃は「歯科医師」になる!
という明確な意志はありませんでした.
C妻
歯医者になりたい!
と思ったのは中学のとき.
小学校から治療していた
矯正治療(歯並びを綺麗にする治療).
その先生の姿を見て
カッコいい!
私も歯を動かせるようになりたい!
と思ったことがきっかけです.
学校の成績は?(中学校〜高校)
D夫
中学時代
田舎の公立中学校です.
特に特徴もないですが...
成績は20/150くらいには入っていました.
中2くらいから塾に通い出し,
5位くらいに入れるようになったと思います.
ただ,高校進学に関しては特に何も考えておらず
近くの普通科の公立高校を受験しました.
高校時代
高校時代も変わらず
成績は20/300くらいをウロチョロ.
理系と文系に分かれる2年生では
理系を選択.
というか,社会と英語が大の苦手.
そして,理系のクラスになってから
進路相談時に
将来,何になるんだ?
って聞かれたので,
医療従事者になります.
看護師になろうかなーと思っています.
って答えたら,
今の成績なら歯科医師か薬剤師はいけるんじゃないか?
まだ看護師に絞らなくても良いだろう.
と言われ,
じゃあ,とりあえず歯科医師目指します.
と,ここから歯科医師を目指すこととなりました.
決定的だったのは,
3年生の時に行った
オープンキャンパス.
ここで,歯科医師が
- 何をしているのか
- 何が出来るのか
を知って,
意外に歯医者って面白そうやね?
ここから,本格的に歯学部受験を目指しました!
ということで,
真面目に勉強して
センター試験,二次試験を突破し,
無事に歯学部に入ることが出来ました!
特に変わったエピソードは無いですが,
高校受験をもう少し頑張っていたら,違う道に進んでいたかもしれないな
と思うこともあります.
ちなみに,
私の親は放任主義で特に何も言われたことは無いです.
C妻
中学 & 高校時代
私の場合は
中学・高校と部活一筋な私でしたが
勉強に関しては母が厳しく
中学生では学年10位以内
高校生では50位以内
でなければ,部活は辞めなさい!
と言われていたので,
部活を続けるために勉強を頑張っていたようなものでした.
おかげで学力は身についたので
今となっては母にとても感謝しています.
勉強は授業をちゃんと聞いて
宿題もテスト勉強も真面目にしていて
塾には通ったことはありません.
志望校の変更
しかし,高校で大学受験の勉強を始めたころ
中学の時と次元が違う...
自分に応用力が無いという壁にぶち当たります.
元々目指していた大学はあったのですが
思う様に成績が伸びず悩んでいたところ
推薦入試を受けてみないか?
というお話をもらいました.
が,推薦入試は元々目指していた大学にはなく
志望校を変えなければいけないということで悩みました.
しかし
ゴールはその大学に行くことではなくて,歯医者になることでしょ?
と言われ,目が覚めた私.
推薦入試を受けることを決意します!
推薦入試に必要なのは
- 高校生活の態度
- テストの成績
これらが良くないと推薦してもらえないので
高校時代は良い子にしていました!
(ずーっと良い子です)
もちろん,推薦入試でもセンター試験などはあるので,
勉強もできる限り頑張りました.
そして,無事,推薦入試で合格し
歯医者の卵になったのでした!
大学生活
D夫
元々,インドア派の自分...
友達は居るものの,
それほど積極的に遊びに行くわけでもなく
部活を真面目にするわけでもなく
のんびり大学生活送っていました.
テストは相変わらず,基本一夜漬け.
ごく稀に寝坊して,追試を受けることも・・・
基礎の勉学はあまり好きではないものの,
臨床の講義・実習は好きで
実習は得意でした.
国家試験前はめちゃくちゃ勉強頑張った!
ということもなく,
あいも変わらずのんびりとした生活を送っていました.
成績は悪い方ではなく,
まあ,国試も受かるやろ
と気楽に考えていました.
色々と,ハプニングはありましたが
浪人することもなく
国家試験は普通に受かりました.
今思えば,
もう少し色々と遊んでも良かったなー
と思っています.
C妻
大学での勉強も私にとってはとても難しく,
中々頭がついていきませんでした.
高校までは
私頭良いんじゃね?
と自惚れていましたが
井の中の蛙でした...
一気に出来損ないに転落です.
しかし,私はめげません!
大学でも部活中心の生活でした!
部活に集中するあまりテスト勉強もろくにせず,
再テストになることもしばしば・・・
まとめることは得意で,
まとめノートをよく作り
友人たちにあげていましたが
友人たちはテストに受かるのに
当の本人だけテストに落ちる・・・
一気に勉強が嫌いになりました.
そんな中,部活はずっと大好きで
大学生活で築き上げたたくさんの
友人・先輩・後輩
との信頼関係は今もとても役に立っています!
最後の難関は国家試験・・・
模擬テストではいつも下位,補習組.
成績が思う様に上がらず,悩んでいました.
そんな私を助けてくれたのが
D夫!
彼が居なければ多分国家試験落ちてました.
心から感謝しています!
こうして,無事に歯科医師となったのです!
今も継続して歯科治療について学んでいますが
もうテスト勉強はしたくない・・・
ちなみに,卒業後の進路などに関しては,コチラを読んで下さい.
まとめ
私たち夫婦が歯科医師になるまでの道のりを書いてきましたが
各々,差はあるものの
大切なことは
- 明確に自分の意思で自分の就きたい職業を決める(目標の設定,モチベーションの向上・維持)
- 勉強・内申は大事(大学入試の選択肢が広がる可能性がある)
- その職業に就くにはどうすれば良いのか考える(志望校を見直す)
- 周りの人にも助けてもらう(一人で考えても解決策が見つからない可能性)
- あまり深く考え込まずに,とにかく頑張る(努力あるのみ)
大学の歯学部に合格した後は,大学のカリキュラムに沿って学べばおそらく国家試験には受かると思います.
私たち夫婦ともに今の仕事が自分たちに合っていて,毎日楽しく仕事ができています.
そのためには,自分で仕事を選ぶことが大切で
その仕事に就けるように頑張る必要があります.
早めに自分のしたい事を見つけて,目標に向かって頑張って下さい!
この記事が参考になりましたら,周囲の人に紹介してもらえると嬉しいです.
それでは,次回もお楽しみに〜
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